Webマーケティングにおいてユーザーを増やす代表的な施策のひとつとして知られるSEO。
これは世界的な動画配信プラットフォーム『Youtube』でも存在します。
このYoutubeのSEOは「YoutubeSEO」や「VSEO」と呼ばれ、webサイトのSEOとは根本的な違いも多々あります。
この記事では、そんなYoutubeSEO(VSEO)で成果を出すための重要なポイントを6つご紹介します。
YoutubeSEO(VSEO)とは?
webサイトでのSEOは、Yahoo!やGoogle等の検索エンジンの検索結果に上位表示させることです。
それに対し、YoutubeでのSEOは
- 検索プラットフォーム上でのSEO
- YouTubeそのものに対するSEO
の2つに分かれています。
検索プラットフォーム上でのSEOとはGoogle検索で流入するYouTube視聴者に対する施策のことを指します。
対してYouTubeそのものに対するSEOは、YouTube内でより多くのユーザーがあなたのチャンネルを視聴してくるようにする施策のことを指します。
このようにYoutubeSEOは大きく2つに分かれているため、動画の質はもちろんのことテキスト面での表記の仕方などのたくさんの要素が関わってくるのがYoutubeSEOの特徴です。
成果を出すために重要な6つのポイント
ここまでの話を聞いて、「YoutubeSEO(VSEO)って具体的に何をすればいいの?」と思った方も多いと思います。
そんな方のために、YoutubeSEO(VSEO)で成果を出すために特に重要なポイントを6つご紹介します。
タイトルの選定
webサイトでのSEOは記事のタイトルがとても重要になっていますが、それと同様にYoutubeSEOにおいても投稿した動画のタイトルはとても重要になっています。
タイトルの設定はキーワード毎の検索結果の上位表示に関わることはもちろんのこと、ユーザーの興味を引く重要なポイントの1つでもあります。
動画の内容がユーザーにとって有益かどうかをYoutube側が判断する際に、表示からどの程度クリックされたかの割合は重要視されると言われています。
このようにタイトルの選定はとても重要で、SEOにおいて基本となることなので徹底して行いましょう。
サムネイルの設定
タイトルの選定に加え、サムネイルの設定もとても重要なことの1つです。
Youtubeでは前述の通り表示からどの程度クリックされたかの割合は重要視されますが、この割合を高める一番有効的な手段はサムネイルにこだわることだと言われています。
実際にサムネイルにこだわった動画とこだわっていない動画は約1.8倍程度の差が生まれるという検証結果もあるそうです。
このようにサムネイルの設定はタイトルの選定と同様に基本となってくることの1つです。
まずは各自の嗜好に合わせたおすすめ集!
Youtubeのユーザーはネットもしくはアプリケーションに接続すると、まずYoutubeのトップページを訪れます。
Youtubeの動画を視聴する多くのユーザーはGoogleアカウントなどでログイン済みの場合が多いので、ログインしていることを前提とするとそこに最初に表示されるのは、そのユーザーがよく見るチャンネルや好きそうなチャンネルのリストです。
そのユーザーの好みによって表示される動画は決められるので、そのユーザーの好みが自分の動画と関連がある場合、チャンネルを開設したばかりでもいきなり表示されることもあります。
このトップページに表示されることを意識し、レコメンドすることがポイントの1つです。
関連動画の掲出!
ユーザーが新しい動画を知る上できっかけになるものの多くには、上記のおすすめ動画や見ている動画に対する関連動画の掲出によるものです。
この関連性のあるおすすめ動画を選別する際の基準は、
- 閲覧中の動画の内容と関連性がある
- レコメンドするにふさわしいクオリティをもっている
の2つの点が重要だと言われています。
当然上位の箇所でおすすめされる方が視聴される可能性が高まるため、関連動画上でのSEO順位は非常に重要な要素となります。
視聴時間の長さを意識!
Youtubeでは動画の有益性を判断する要素として、その動画に対する視聴時間の長さが重要視されています。
ユーザーの検索結果と動画の内容が合っていればそれだけ動画の視聴時間は長くなる傾向にあります。
Youtubeをビジネスとして活用したい方も、視聴時間が長ければそれだけ広告枠が増えるため、収益性も高くなります。
また、広告枠が増えているチャンネルはYoutube側からしてもユーザーにみてほしいチャンネルになるため、ユーザーの目につきやすい場所に掲載される可能性も高まります。
視聴時間の長さを検証し、日々修正していくことで徐々に効果は現れるでしょう。
説明文もしっかりと!
YoutubeSEOでは軽視されがちとも言われている説明文ですが、実際に説明文をしっかりとすることで実感できるほどの成果が出たという方も多くいます。
Youtubeの説明文では、
- キーワードは文頭50字以内で使用
- 最低でも500文字以上
- 全体でキーワードを3~4回使用
が効果的だと言われています。
また、キーワードはもちろん、キーワード選定の際に上がった同義語や類義語もタグとしてしっかりと入れ込むことが大切です。
動画プラットフォームであるYoutubeではwebサイトなどのSEOに比べると軽視されがちですが、テキストベースのSEOは検索エンジン上のSEOでは十分効果的でしょう。
YoutubeSEO(VSEO)の成果が出るまでの期間は?
YoutubeSEO(VSEO)を意識し、動画を投稿していくことで成果が得られる期間は1〜2ヶ月と、webサイトなどのSEOと比べると早く効果が出ると言われています。
タイトルの選定の際にキーワード選定をしっかりと行うことで、2週間で十分に効果が出るとの意見もありました。
逆に、競合がひしめくビッグワードでは半年経っても効果がほぼ無かったという場合もあります。
SEOは技術的な面だけでなく、ジャンルや流行にも左右されるので、成果が出るまでの期間は一概には言えませんが、上記の全てを行うことで成果が出るまでの期間が短くできることは確実でしょう。
まとめ
今回の記事ではYoutubeSEO(VSEO)で成果を出すための重要なポイントを6つご紹介させていただきました。
個人様だけでなく、企業様もYoutubeSEOはこれからのWeb戦略における最重要施策になってきます。
テクニカルな施策もたくさんあり、難しいこともたくさんあると思いますが、コツコツと実践していくことでより多くのユーザーに視聴されていくようになります。
より多くのユーザーに視聴されることはモチベーションにも繋がると思うので、この記事を見た方は今からでもぜひ実践していましょう!