YouTuberの次に来る、なんて言われている「ライバー」。
ライブ配信でお金を稼ぐことが増えてきている中、自分もやってみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、ライブ配信では「顔出し」が主流になっているため、顔出ししたくないという人はやってみるのを躊躇ってしまうかもしれません。
そんな人におすすめなのが、「声のみ」で活動していくことが出来るライブアプリです。
ここでは、顔出し不要でリスナーと交流しながら配信していける声だけのライブアプリを10個、ご紹介していきます!
【1】Spoon(スプーン)
Spoon(スプーン)はラジオ感覚で始められるお手軽な配信アプリです。
音声のみに特化した配信アプリなので簡単に配信することが出来、リスナーとの交流も可能になっています。
元々は韓国の配信アプリでしたが、2018年に日本リリースされてからリスナーを増やし、2020年には約2600万ダウンロードを記録するほど人気です。
Spoonでは、配信者は「DJ」、リスナーは「スプナー」という独自の呼称があり、それぞれのスタイルで配信を楽しんでいます。
ラジオ形式で生放送を配信することもできますが、録音した音声を投稿することも出来るので、歌ってみたやASMRの配信をしてみたいという人にもおすすめ。その他にも、お題を募集してそれに音声で答えていくシステムもあるので、ラジオ形式で色々なコンテンツを楽しんでいきたい人にも合っています(^^)
気になるコストですが、スマホ一台で配信ができる為、初期費用などもかかりません。
また、投げ銭のシステムが導入されているため、頻繁に配信を行うことでファンを増やし、人気が出れば月に数万〜数十万円を稼ぐこともできるアプリです。
配信画面がわかりやすいのもSpoonの特徴です。シンプルな構成になっているため、初心者でも使いやすくなっています。
操作に不安のある人はわかりやすいSpoonから始めてみるのが良いかもしれません。
Spoonの特徴
- LIVE配信だけではなく録音投稿などもできる!
- 配信画面がシンプルで使いやすい!
- 投げ銭システムで稼げる!
Spoonの使い方
Spoonをダウンロードする
【2】ピカピカ
ピカピカはラジオ配信とバーチャルモデルを使った配信がメインです。
「歌ってみた」や「弾いてみた」、「ゲーム配信」などが盛んに配信されています。ピカピカの最大の特徴はアバターの作成ができることです。
顔出しはしたくないけれど、声だけだと寂しい…という人にはアバター配信をおすすめします。アバター配信をすることにより、Vtuberのような配信形式をとることが出来ます。アバターは自分で制作・変更することが出来るので好みの見た目にすることも可能です。
他にも、サークルという自分のファンクラブのようなものも作成できるため、固定ファンを増やしやすいのが特徴です。サークルを作ることによって特別感が生まれ、ファンとの交流がしやすくなります。
ピカピカも投げ銭制度がありますので収益化して収入を得ることも可能になります。ピカピカは、リスナーからの「ギフト(投げ銭)」「有料ルーム」「質問回答」「有料コール」で獲得できる「ダイアモンド」を換金することで収入を得られます。
ピカピカはユーザー数が少ないので、上位ライバーを狙いやすいというメリットもあるため、一気に上位を目指したいという人には良いかもしれません。
ピカピカの特徴
- ラジオ配信とバーチャルモデルを使った配信ができる!
- サークルの作成ができる!
- ユーザーが少ないので上位ライバーを狙いやすい!
ピカピカをダウンロードする
【3】Pokekara(ポケカラ)
Pokekara(ポケカラ)とは、スマホがあればどこでもカラオケを楽しむことが出来る配信アプリ。
カラオケアプリは沢山ありますが、カラオケルームが作れたり、採点が本格的だったりするポケカラは使いやすいと評判です。
ポケカラの最大の特徴は、本格的なカラオケを楽しみながら他のユーザーと交流が楽しめることです。楽曲を選び、その歌を録音しながら歌って、それをSNSのように投稿し、交流していくことが出来ます。他のユーザーが投稿した楽曲を聞いたり、自分の曲を聞いてもらったりすることが出来ます。
歌をアップロードすると、他のユーザーからアイテムがもらえたり、フォローし合いながらカラオケを楽しめます。
録音したものだけでなく、生配信でも歌をみんなに聞いてもらうことが出来るのも特徴の一つです。
もちろん、収益化も可能です。他のユーザーから有料アイテムを貰い、それを換金することで収益につながります。フォロワーを増やしたり、自分の投稿した歌を増やしたりしていくことでより高い収益を得ることが出来ます。
また、ポケカラが他のカラオケアプリとひと味違うところはなんといってもその楽曲の多さです。ASRACやNexToneに管理を依頼されている楽曲を使うことができるため、定番の楽曲から最新の楽曲まで楽しみながら配信していくことが出来ます。
カラオケアプリなので顔出しの必要もなく、声だけで交流していくことが可能です。
Pokekaraの特徴
- 本格的なカラオケアプリなので歌の投稿が楽しめる!
- 豊富な楽曲数が魅力!
- カラオケを楽しみながら収益化ができる!
Pokekaraの使い方
Pokekaraをダウンロードする
【4】17LIVE(イチナナ)
17Live(イチナナライブ)は、2017年からサービスを行っている顔出し・声だけどちらにも対応している配信アプリです。ユーザー数4,500万人を突破したし、約17,000人以上のライバーが活躍中です。
イチナナはなんといってもその利用者の多さが特徴で、ライバーもリスナーも多いぶんたくさんの人に見てもらえる機会があります。上位にランクインできると雑誌掲載されたり、ファンが一気に増加したりと、ライバーとして上り詰めていく夢が大きいアプリともいえるでしょう。
収益化ももちろん可能で、イチナナでは視聴回数に応じた報酬システムを導入しているため、わかりやすく誰でも簡単に稼いでいくことが出来ます。視聴回数だけでなく、有料ギフトなどでも収益につながるのでファンの獲得が大切になってきます。
また、ライバーとファンとの交流が円滑に行えるのもイチナナの特徴です。リスナーはライバーへのメッセージが簡単に送れるため、一方的な視聴者というわけではなく応援をしながら楽しむことが出来ます。ライバーとしてもそういった身近な声が聞けることにより楽しさが倍増し、モチベーションアップにも繋がります。ライバーとリスナーが画面越しに楽しく交流しながら配信していけるのがイチナナの良いところです。
17LIVE(イチナナ)の特徴
- ユーザーが多く、たくさんの人に見てもらえる!
- 収益化しやすく、システムもわかりやすい!
- ファンとの交流でモチベーションアップ!
【5】dokidoki live
ユーザー数300万人を超える「DokiDoki Live(ドキドキライブ)」は、最近特に人気のライブ配信アプリです。「ポケカラ」と同じ運営会社と同じなので、カラオケ機能が充実しています。
ドキドキライブはLIVE配信と動画投稿の2種類を楽しむことが出来るため、生放送でリアルタイムにリスナーと交流することも、動画投稿で時間を選ばずリスナーに聞いてもらうことが出来ます。声だけで行えるコンテンツが多いため、顔出しをしなくても配信をしていくことが出来ます。ドキドキライブは女性ユーザーが多いので女性でも安心して利用できます。
冒頭で少し触れましたが、ドキドキライブはポケカラと同じ運営元なのでカラオケのコンテンツが充実しています。楽曲数もアプリ内で約1万曲収録されており、配信とカラオケを両立しながら楽しみたい人におすすめです。
ファミリー機能というものがあり、特定のユーザーとグループチャットができます。このチャットはリスナーとの交流を図ったり、友達を増やしたり、色々な用途があります。気の合う人とドキドキライブ内で仲良くなることも多いようです。
投げ銭機能もドキドキライブにはついています。有料ギフトをリスナーから贈ってもらうことにより収益化が可能です。ギフトは、ドキドキライブオリジナル通貨のGoldに変えてから、現金やギフト券に換金し、使用します。
ドキドキライブの特徴
- カラオケと配信両方を楽しめる!
- グループチャットで仲を深めやすい!
- ギフト機能で収益化も可能!
【6】Mirrativ(ミラティブ)
ミラティブはユーザー数900万人を突破し、ライブ配信アプリの中でも「ゲーム配信」に特化しています。ゲーム配信なので主にゲーム画面と音声だけで構成でき、顔を出さなくても配信しながら楽しめます。
特徴は、スマホ画面のミラーリングを行うことで、スマホ1台で簡単にゲーム画面を配信していくことが出来る点です。今までご紹介したものが歌やトークに特化したものだったので、トークや歌から始めるのはハードルが高いという人はゲーム実況から始めてみるのもいいかもしれません。ミラティブはゲーム実況しながら交流ができるという新しい形の配信アプリとなっており、ゲームをリスナーと一緒に楽しみ、一体感を生むことが出来ます。これによりリスナーとの交流も深められ、同一の話題で盛り上がれます。
また、アバターを作成して配信上で使用できるシステムが導入されたので、Vtuberのような楽しみ方もできるようになりました。顔出しをしなくても配信を楽しめます。ミラティブのアバターも性別や顔立ちを細かく設定できるので自分好みのアバターを作って自分は声のみで配信も可能です。
収益化の方法も様々で、メインは投げ銭やアイテムによる換金になります。しかし、ゲーム実況で人気になれば広告収入を得ることが出来るので、収益化に向けて定期的に配信していくのが良いでしょう。
ミラティブの特徴
- ゲーム配信に特化した配信アプリ!
- アバター作成でもっと楽しく!
- 色々な方法で収益化が見込める!
【7】Hakuna Live(ハクナライブ)
日本発のライブアプリ「ハクナライブ」は国内ユーザー300万人を越えで、10代~20代を中心に人気です。
ハクナライブはラジオ形式の配信が盛んで、ユーザーのほとんどがラジオ配信を楽しんでいます。ラジオ配信が多いと言う事はラジオ配信を楽しんでいるリスナーも多く、顔出しをしていなくてもファンの獲得がしやすいです。顔出し配信はしたくないけれどファンをいち早くゲットしたいという人におすすめです。
ハクナライブの特徴として、ゲストライブがしやすいということがあります。ゲストライブとは、視聴者(ゲスト)に放送へ参加してもらい、一緒にライブ配信を盛り上げてもらうというものになります。ファンとの交流がしやすく、1人で話すのは少し抵抗があるという人はゲストライブを使い、ファンに参加してもらいながら配信を行うと良いでしょう。
ハクナライブは収益率が高いのも魅力の一つです。
ライバーはリスナーからアイテムを貰い、それを換金して収益につなげることが出来ます。ハクナライブはその換金率がとても高く、還元率が約40%となっているため、声だけの配信で一気に稼ぎたいという人は良いでしょう。イベント時には還元率が上がることもあるのでイベントに積極的に参加するのも良いかもしれません。
ハクナライブの特徴
- ラジオ配信が盛んなので声だけでも配信しやすい!
- ゲストライブでファンとの交流も盛ん!
- 還元率が高いので一気に稼げる!
【8】ふわっち
ふわっちは歴史のある配信アプリで、約22万人の登録者数がいます。年齢層が比較的高めなのが特徴的で、落ち着いた配信をしていけるでしょう。
ふわっちは無料で配信していけるだけではなく、配信終了後のアーカイブが無料公開可能なのと、無制限で公開できるのが特徴的です。見逃した人に向けてアーカイブを残せるので、ファンの獲得にもつながりやすいです。
ふわっちはフリーライバーが多くなっています。フリーライバーとは、事務所契約などをしていない一般のライバーのことです。フリーライバーが多ければ初心者でも見てもらうことが出来るので、初めての配信でも安心できます。
また、年齢層が高く、大人が多いので金銭的に余裕があり、投げ選をしてくれる人が多いというのも特徴の一つです。リピーターも多いので固定ファンがつきやすくなっています。配信中の飲酒や喫煙がOKのため、大人っぽい配信も出来ます。
ふわっちの収益方法は、上位ランクインと投げ銭機能になります。この二つをうまく利用していくことでふわっちの配信だけで生活していくこともできます。
リスナーからもらえるアイテムと、デイリーやマンスリーといった定期的に集計されるランキングの上位に載ることでライバーにポイントがたまり、1ポイント=1円で換金が可能です。頑張れば頑張った分だけ稼ぐことが出来るので自分のペースで配信をしながら収益を得ることが出来ます。
ふわっちの特徴
- 落ち着いた大人が多いので安心して配信できる!
- 投げ銭してくれる人が比較的多い!
- ランキングと投げ銭で稼げる!
【9】ツイキャス・ライブ
配信アプリの先駆けともいえる「ツイキャス」は3000万人ユーザーを突破し、幅広い年齢層から支持されています。
ツイキャスは顔出しと声のみどちらも選べるようになっており、ユーザー数も多いため声のみだから人気が出ない、なんてこともありません。安心して気軽に配信を楽しみたいという人には嬉しい機能です。ツイキャスでは雑談系の配信が人気なので声のみでも充分に楽しめるでしょう。
ツイキャスは合言葉というものを設定してプライベート配信をすることもできます。コミュニティ限定のファン交流を目的とした配信も可能なのでファンとの絆を深めることも可能になっています。複数配信も出来るため、リスナー参加型の配信でも楽しめます。
ツイキャスはなんといっても収益化がしやすい点が魅力。
直近3カ月の視聴時間が一定を越えており、18歳以上などの条件をクリアすると、YouTubeなどと同じようにライブ配信の再生回数に応じて収益を得ることが出来ます。他にもリスナーから有料アイテムを送ってもらう事でも収益化が可能です。
メンバーシップという月額の制度もあるため、投げ銭機能と合わせて安定した収入を得ることもできます。
ツイキャス・ライブの特徴
- 圧倒的使用者数のため色々な人に見てもらいやすい!
- 交流可能な配信方法も多数!
- 収益化の方法が多い!
【10】IRIAM(イリアム)
「イラストを1枚用意するだけで、誰でも簡単にVtuberになれる!」をコンセプトにしたイリアムは、顔出しをせずにアバターを使って声だけで配信していくことが出来るアプリです。
イラストと声だけで配信していくことが出来るので声と喋りに特化しています。
他の配信者も同様にイラストと声で配信しているので他のユーザーとの格差もあまりありません。登録したイラストが自分の表情に合わせて動いてくれるので本当に話しているかのような感覚になれます。もちろん、イラストなしでも配信できる「ラジオ機能」もあるので声だけで配信することもできます。
イラストを動作させるのはかなり重くなるのではないか?という心配もありますが、イリアムはモーションライブと呼ばれる独自の映像技術を使用しているため、低遅延配信が可能です。さ
くさくとした動きで配信できるのでストレスもほぼありません。タイムラグがほぼないのでリスナーのコメントもタイムリーに拾うことが出来ます。
イリアムは視聴者から送られるギフトなどから収益を得ることが可能。
収益化にはいくつか条件があり、「15時間以上の配信を行なった」「累計獲得ポイントが5,000pt以上を達成した」といったものをクリアすると収益化が可能になります。地味にコツコツ配信していくことでイリアムでは収益を得ることができますよ!
イリアムの特徴
- Vtuberのような配信ができる!
- サクサクした動作でストレスフリー!
- 配信を続けていくことで収益化が出来る!
声だけのライブ配信で稼ごう!
Youtuberとともに主流になりつつあるライブ配信。たくさんのライブアプリがある中で今回は声のみで稼げるものをご紹介しました。それぞれに違った特徴があるため、自分のライフスタイルにあったものを選ぶといいでしょう。
バリバリ稼いでいきたい人はツイキャスやイチナナ、スプーンなど、自分のペースで稼いでいきたい人はピカピカやふわっち、ハクナライブ、一味違った声だけの配信をしたい人はイリアムやミラティブ、ポケカラ、ドキドキライブなど、特徴を知って配信を楽しんでいきましょう。