あの~、社長からインスタ広告をやれって言われたんですけど、
そういうのって、初心者にはなんだか難しそうですよね。
そうですね!最初は難しいかもしれませんが、
何事も慣れが大事ですから、まずはやってみることですよ。
調子のいいこと言いますけど、ちゃんと結果出せなかったら、
- テキトウに始めて大失敗
- 売上が上がらない
- 広告予算縮小
- 社長に怒られる
- 給料が下がる
- 雑用ばっかの部署に左遷される
なんてこともあるんじゃないですか?😢
ええ、そうですね。
広告は必ず成果が出ると約束されているものではないですから、失敗もあります。
でも、事前知識や綿密な準備によって成功率を高めることはできるでしょう。
なので、今回は、インスタ広告の始め方・出し方について、SNS広告の運用を専門に行う「合同会社Go-River」さんに特別に記事を寄稿してもらいましたよ(^^)
設定や運用時の注意点も漏れなく書いて頂きましたので、この記事を読みながらやってみてください!
わかりました!
というわけで、この記事では、インスタ広告初心者の方向けに、Instgram広告を運用するための方法を1から解説します(^^)
また、運用を開始した時に、どのような点に注意して運用すべきかもセットでお教えいたします!
💡この記事に書いてあること
- Instgram広告を始めるために必要な知識
- Instgram広告を運用した後に必要な知識
※本記事は、インスタ広告の運用代行サービスを手掛ける専門企業、「合同会社Go-River」さんに寄稿して頂きました(^^)
Instagramとは?
Instagramとは、個人が誰でも簡単に動画や写真を投稿できる、世界中で人気のSNSプラットフォームの一つで、日本でも3300万人以上のアクティブユーザーを誇っています。
認知拡大だけでなく、ユーザーの獲得も可能な媒体であり。検索連動型広告やディスプレイ広告と併用して活用している企業が多数です。
Instagram広告の種類
広告作成前に、まずはInstagram広告の種類と特徴を解説します。
Instagram広告には、複数の広告のフォーマットや配信方法があります。
Instagramの広告は配信する場所によって分かれており、大きく分けると「ストーリーズ広告」と「フィード広告」に分けることができます。
①ストーリーズ広告
Instagramのストーリーズ枠に配信される広告。
広告は、15秒までの短尺動画と15秒の画像表示による配信が可能です。
ユーザーが、フォローしているアカウントのストーリーを3アカウント再生した後に、1回表示されるような仕組みになっています。
ストーリーズ広告の特徴は、
- フィード広告に比べ、大画面での広告表示が可能なので、ユーザーに興味を持ってもらいやすい。
- ユーザーの投稿の間に表示されるため、違和感なく広告を表示でき、広告感を意識させることなくユーザーにリーチでき、視聴率が高い。
- フィード広告に比べ、リンク先への誘導が作りやすく、LPやECサイトへの遷移が容易である。
という3点ですので、効率的に、購買意欲が高まったユーザーをWEBサイトに誘導するのに向いていると言えます(^^)
②フィード広告
フィード広告は、Instagramのタイムラインに流れてくる広告で、ユーザーの通常の投稿と同じ形式で表示されます。
フィード広告には、5種類の広告があり、
- 写真広告
- 動画広告
- カルーセル広告」
- コレクション広告
- 発見タブ広告
の5つから構成されています。
②-1「写真広告」
画像1枚とテキストで配信されるフィード広告で、一番オーソドックスなフォーマットの広告となっています。
②-2「動画広告・リール広告」
写真広告と同様にフィードに配信される広告で、最大で60秒までの動画を配信することができます。
②-3「カルーセル広告」
複数の画像や動画やリンクを設定できるフィード広告で、より多くの情報をユーザーに見てもらうことが可能なので、興味を引いてもらうことが可能です。
②-4「コレクション広告」
「メイン広告」と「カタログ」が1つの広告に表示される仕様のフィード広告で、1つの広告で複数の商品を紹介することが可能です。
②-5「発見タブ広告」
発見タブは、虫眼鏡のマークをタップした時に表示される画面のことです。
中でも、発見タブ広告は、何かしらの投稿をタップし、スクロールした際に投稿の間に表示される広告のことを指します。
通常のタイムラインに配信する広告だけでなく、キャンペーンのリーチを拡大したい際に使用されることが多いです。
Instagram広告3つの特徴
1.ターゲティング精度が非常に高い。
InstagramはFacebookと紐づいているため、Facebook広告同様、ユーザーの性別、年齢、居住地、興味関心など自社がターゲットとしているユーザー層に合わせて、細かくターゲティングを行うことが可能です。
それだけでなく、自社が保有しているデータや過去の実績データと連携することで、カスタムオーディエンスや類似オーディエンスといった、データ活用をしたターゲティングも可能です。
2.目的やターゲットに応じ、様々なフォーマットの広告を配信が可能。
Instagram広告は上記で紹介したように、目的やターゲットに応じて様々なフォーマットの広告配信を行うことが可能です。
例えば、ストーリーズは若年層に親しまれている機能なので、若年層に多くリーチしたい際には、ストーリーズ広告に出稿する手法が考えられます。
3.自動最適化機能で、高精度で広告の運用ができる。
Instagram広告はFacebookのアルゴリズムに基づいて自動で最適化されます。
Facebookの最適化機能は非常に優秀と知られており、ターゲティングを絞らずとも広告の目的を決めてしまえば、後は優秀な自動最適化機能が稼働し、広告効果を最大化することが可能です。
Instagram広告の出稿手順
インスタグラム広告を出稿するには以下が必要になりますから、それぞれ準備してくださいね(^^)
- Facebookページ(Facebookアカウント)
- Instagramアカウント
- Instagram広告配信用の画像、動画
- 支払いクレジットカード情報
Step1 ビジネスマネージャーの作成
Facebookページが準備できたら、まずFacebookビジネスマネージャーを作成する必要があります
以下のURLに飛び、アカウント作成を行ってください。そうすることで、個人用Facebookプロフィールと切り離して管理できるようになります。
アカウントの作成はこちらから。
Step2 FacebookページとInstagramアカウントの連携
Instagram広告はFacebook広告と同じビジネスマネージャーを使用するため、Facebookページと連携が必要です。
まずは、Instagramアカウントをプロアカウントに切り替えます。
Instagramアカウントにログインした後、プロフィール画面に遷移してください。
プロフィール画面の右上のメニューから「設定」を開き、「設定」の中からアカウントを選択します。そしてアカウントメニューの最下部にある「プロアカウントに切り替える」をタップしてください。
続いて、アカウントのビジネスのカテゴリを選択し、クリエイターアカウントにするか、ビジネスアカウントにするかを問われるので、ビジネスを選択します。
最後にFacebookページをリンクさせます。事前に準備していたFacebookページを選択し、連絡先情報を入力した後、ステップを全て完了したら、FacebookページとInstagramアカウントの連携は終了です。
Step3 広告を入稿していきましょう
・キャンペーンの作成
①こちらのリンクからビジネスマネージャーへログインしてください。広告マネージャーが開いたら、緑色の作成ボタンをクリックしてキャンペーンの作成を開始します。
②次にキャンペーンの目的を選択します。自分の目的に合ったものを選択しましょう。
・広告セットの設定
Instagram広告において、広告セットとは、「どんなターゲットに(オーディエンス)」「どこで(配信場所)」「どれくらいの期間」「どのくらいの予算で(予算)」を設定したものを意味します。
③予算の設定をします。1日あたりどれくらいの金額を使用して、広告を回すのかを決めることができます。1日の予算が上限に達した場合、広告の配信が止まってしまうため、注意をしてください。
④次に「どんなターゲットに」にあたるオーディエンスの設定をします。自社のサービスや商品をどんな人に、どんな目的で広告を配信するかを考え、ターゲティング設定をします。
Instagram広告のターゲティングは大きく3つに分類できます💡
1.属性オーディエンス
ユーザーのデモグラフィック情報を元にターゲティングができます。
居住地、年齢、性別、使用言語など基本情報を元にターゲットを設定します。また、ユーザーが利用しているアプリやクリックした広告、フォローしているアカウントなどの興味関心やInstagram上での行動データを利用したターゲティングも可能で、基本的な設定で自動的にターゲティングを行うことができます。
2.カスタムオーディエンス
自社が持っているユーザーデータを元にターゲティングすることができます。
例えば、自社サイトへアクセス履歴、アプリをインストール履歴、電話番号やメールアドレスなどの基本情報、動画の再生履歴などを元に、Instagramを利用している既存顧客のデータを照合して行うのがカスタムオーディエンスです。
3.類似オーディエンス
カスタムオーディエンスのリストに入っているユーザーと似ているユーザーへのリーチをすることができます。
利用者と類似した属性を持つ利用者へ広告配信をできるため、リーチの質を高めることができます。
⑤続いて、配信面の設定をします。
今回はInstagramのため、「手動配置」を選択し、プラットフォームのチェックボタンを選択してください。
「ストーリーズ」や「フィード」などInstagram内でどこに配信するか、詳細な配置に関しては、下の「配置」から選択することができます。
・広告クリエイティブの入稿
⑥実際に出稿する広告を入稿します。必要なものは「クリエイティブ」(画像または動画)と広告と同時に表示する「テキスト」になります。
⑦最後、画面最下部の広告を公開するを選択すれば、広告の審査が始まり、審査が完了次第、運用が始まります。
【困ったときは】Facebookマーケティングエキスパートに相談しよう
わからないことがあった時はFacebook社のマーケティングエキスパートに相談しましょう。
Meta社はサポートが充実しているのでありがたいですね。
事前に質問したいことをきちんと整理しておきましょうね!
合同会社Go-Riverさん、詳しく教えてくれてありがとうございます!
これでバッチリ広告の運用ができそうな気がしてきました。
ちょっと待った!
今回の内容は、あくまで運用開始までのセットアップ方法ですから、ちゃんとした運用・メンテナンス方法や、そもそものアカウントの作り込み、フォロワーの獲得方法も以下の記事から学んでくださいね!
はい!頑張ります!